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マーケティング法規制

「薬機法違反にならない訴求力のある広告表現(健康食品3.0時代における広告戦略)」セミナーのお知らせ

健康食品の広告が大きく変動する時代へ

2015年に機能性表示食品の制度が始まってから、早くも4年が経ち、機能性表示食品の商品数はもうすぐ2,000件に差し掛かるところに来ています。

トクホの数を超えてからも着々と増えており、少なくとも、日本における健康食品(保健機能食品を含む)としては機能性表示食品がメインに立ち始めています。

商品数が増えるということは、制度自体が広まっていることの証拠であると同時に、それだけ競合商品が増えるという意味でもあります。

トクホでは一部の大企業に限られていた事業者も、健康食品の業界を超えて、製薬業界や他業種の参入、さらには地方自治体・農協など、機能性表示食品の開発に携わる人の数は着実に拡がっています。

一方で、機能性表示食品自体が制度として広まることは良いことですが、多くの製品に埋れてしまうことも、また避けられない状況になって来ているのです。

消費者の認知度が高まらない機能性表示食品

一つの興味深いデータがあります。

13.1%。この数字が何を意味しているかわかるでしょうか。

これは、2016年に東京都保健福祉局が発表した「都民を対象とした「健康食品」の摂取に係る調査結果報告書」において、機能性表示食品とは何かをよく知っていると答えた人の割合です。

たったの13%の人しか機能性表示食品をわかっていない、という実態が浮き彫りになっているのです。

翌年に消費者庁が行った調査でも、機能性表示食品がどのようなものかを知っていると答えた人の割合は15.8%という結果で、2%程度しか上がっていないことから、この数字の信ぴょう性が高いことがわかります。

健康食品の制度が変わり、いくら業界内での機能性表示食品への重要性が高まっても、それを購入する消費者にはきちんと伝わっていない、という事実もまたあるのです。

健康食品の広告規制はより厳しい方向へ

さらに、消費者庁による措置命令では、健康食品が毎年高い割合で出てきますが、最近はこれまで以上に厳しい傾向になっています。

具体的な効果効能はうたっておらず、曖昧な表現しか言っていないから大丈夫だろう、といった考えは、現在の行政の取り締まりの観点からは完全に誤った認識です。

消費者庁などは、文字だけでなく、イメージなどを含めた広告全体から読み取れる情報から、消費者に誤認を与えていないか、と言った見方をしているので、文言だけ注意すれば良い、という時代ではなくなっているのです。

また、2016年より課徴金制度も始まり、健康食品や機能性表示食品の商品に対しても、すでに課徴金命令が幾つも出ています。

今までと同じような考え方では、健康食品を販売していくこと自体が難しくなっている。これは誰もが避けられない状態で、次のステージへと変わり始めているのです。

「薬事法規に違反しない広告戦略とコピーライティング」セミナーの開催

現在の健康食品業界に起きている変動に、どのような対策を打てば良いのか、どのような広告戦略をすれば良いのか、これが喫緊の課題になりつつあります。

そこで今回、これからの時代において、健康食品を販売する企業が、どのように広告やマーケティング活動に取り組んでいけばいいのか、というテーマのセミナーを開催いたします。

セミナータイトルは「薬機法、景品表示法、健康増進法に違反しない広告戦略とコピーライティング」です。

現在の健康食品の業界を健康食品3.0の時代と呼んでいますが(健康食品3.0の意味については、セミナーでお話します)、これからの保健機能食品を含めた健康食品における極めて王道かつ重要な戦略をお伝えします。

今回のセミナーにおけるポイントとしては、以下のとおりです。

  • なぜ、健康食品の広告の措置命令が多いのか?
  • 売れる広告における共通点は何か?
  • 法律に抵触せずに、商品の魅力を伝える方法とは?
  • 広告規制は、これからどうなっていくのか?
  • エビデンスと広告表示の関連性とは?
  • 法律に抵触せずに商品の魅力を伝える方法とは?

上記のように、健康食品・機能性表示食品・トクホなどに関わる事業者にとって一度は疑問に挙がるポイントについて、お話いたします。

具体的なアジェンダの一部をご紹介しますと

  • なぜ、健康食品の規制は厳しくなり続けるのか?
  • 機能性表示食品と健康食品3.0時代の到来
  • 消費者は何を求めて健康食品を購入するのか?
  • 広告に落とし込むときの注意点
  • 売れる広告作成のポイント
  • グレーゾーンの定義とは
  • 「打消し表示に関する実態調査報告書」が公表された意味とは
  • 措置命令・薬機法違反の歴史
  • エビデンスの重要性が増しているのはなぜか?
  • 健康食品3.0の新時代を生き抜くために

などなど、かなりの盛りだくさんの内容になっています。

今回のセミナー概要は、以下の通りです。

  • 日時 2019年3月18日(月)10:30-16:30(私は、13時から登壇いたします)
  • 会場 江東区 商工情報センター(カメリアプラザ) 9階 会議室
  • 受講料 1名 49,980円(税込、資料込)

セミナーの申し込みはこちらから(R&D支援センター様主催:外部サイトへ移動します)

https://www.rdsc.co.jp/seminar/190365

これからの新時代を生き抜くために

今の時代において、変動が激しいのは、健康食品に限ったことではありません。知らない間に大きく状況が変わっていて、時代に取り残されてしまう、と言ったことは、どの業界でも当たり前に起きています。

このような時代において重要なのは、時代の流れを読みつつ、次にどのような流れになるのか、中長期的な立ち振る舞いをどのようにすべきか、ということを考えながら行動することです。

健康食品は他業種と比べても、かなり広告規制が厳しい業界です。これからも、より厳しくなるでしょう。

しかし、厳しくなるからこそ、正しい戦略に則ることで、企業の大小関係なく、時代を生き抜くことができる状況でもあります。

安い金額のセミナーではないですが、他では聞けない内容になっていて、この時代の広告戦略を学ぶことで、目指すべき方向が見えてくると思います。

セミナーまで時間がないですが、このようなセミナーを今後やるかもわかりませんので、少しでも興味がある方は、この機会をお見逃しくご参加ください。

なお、無料の会員登録で割引価格になり、さらに2名で参加すると1名分無料になるようですので、是非ご活用ください。

セミナー申し込みはこちら(R&D支援センター様主催:外部サイトへ移動します)

https://www.rdsc.co.jp/seminar/190365

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