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業界ニュース機能性表示食品

健康食品で相次ぐ規制改革の整備

 

現在、消費者庁が進めている機能性表示制度ですが、
この制度の導入にともない、食品の規制改革の整備が進んでいます。

 

これは、2013年6月の閣議決定で決まったことなんですが、
以下の6項目について、整備が進んでいます。

 

①健康食品をはじめとする保健機能を有する成分を含む加工食品および
農林水産物の機能性表示の容認
→現在注目されている機能性表示のことです。2014年度中に結論・措置

②トクホにおけるサプリメントなどの形状規制の廃止の周知徹底
→後述します

③明らか食品とされる範囲の周知徹底
→後述します

④消費者にわかりやすい表示への見直し
→2014年上期までに措置

⑤特定保健用食品の許可申請手続きの合理化・迅速化
→2014年度中に措置

⑥栄養機能食品の対象拡大
→2014年度中に結論・措置

 

まず、トクホにおける錠剤・カプセルの形状規制の撤廃についてですが、
既にトクホではカプセルや錠剤などの食品も認められています。

 

しかし、カプセルや錠剤において許可が認められなかった事例があることから、
許可をしないようにしているんじゃないか、という声も聞こえています。 

そこで、消費者庁としても、改めて周知徹底することが決まり、
先月末に明確に示した、というものです。

 

もう一つ、明らか食品と認識されるものの周知徹底。

 

明らか食品は、外観や形状などで医薬品と誤認を招く恐れがないため、
薬事法の規制外とされています。

 

野菜や果物、食肉などの生鮮食品や豆腐、納豆などの加工食品は、
明らか食品であり、3月末に改めて周知に至りました。

  

現在は、この2つ以外についてもすすめられていますが、その他全て
今年度中に措置を出すことで決まっているので、順次移行されていく
ことになるでしょう。

 

健康食品周りの法規については、複雑かつ多岐にわたっているので、
分かりづらい部分もあります。

 

さらに、機能性表示が追加されることで、さらなる複雑さが加わる可能性もあるため
今後、行政対応を含め、事業者にも消費者にもわかりやすい仕組みが望まれますね。

 

今日はこの辺で。
ではまた。

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