ナビ

代表ブログ・業界ニュース

ナビ
業界ニュース

「水道水を温泉」楽天トラベルなどへの虚偽表示で、旅館へ措置命令

楽天トラベルなどの旅行サイトに、「水道水を温めたものを天然温泉」「養殖のふぐを天然のふぐ」といった虚偽表示を行った旅館の運営会社「豆千待月」に措置命令が出ています。

措置命令の詳細はコチラ
http://www.caa.go.jp/representation/pdf/141023premiums_1.pdf

 

今回の概要としては

  • 「1300m地下より湧き出る良質な温泉」という表示→実際には水道水を温めた温水
  • 「地元天然とらふぐを使用した料理」という表示→実際には養殖のとらふぐもしくは安価なごまふぐ
  • 「地元和牛の知多牛のステーキ」という表示→実際には和牛ではなかった

といった不当表示を行ったことにより、消費者庁より措置命令がでたものです。

 

先日も木曽路に対して、偽装表示に対する措置命令が出ていましたが、偽装を行っている事業者はまだ残っていますね。ただ、措置命令の件数については、今年はかなり少ないので、去年に比べて偽装自体は減り始めているようですね。発覚していないだけの可能性もありますが。

 

再来年からは、このような不当表示を行った事業者に対して課徴金が課されることになることで、偽装を行う事業者が減ることが期待されます。

 

何にせよ、消費者を騙して利益を得るといった手法は、あらゆる情報が広まり易くなった現代においては通用しなくなっていますし、発覚したときには、信用挽回することが非常に難しくなります。

ものすごく当然なことですが、継続的に事業運営を行うには、不当表示・過剰な広告表現に頼らない戦略を立てることが必須ということです。

メールマガジン登録・セミナー開催のお知らせ

メルマガでは機能性表示制度に関する特集をしています。機能性表示食品に興味のある方はぜひご登録ください。

なお、11月19日、26日の2日間、機能性表示食品、薬事法、景品表示法など、これからの食品に関する法規制と広告表現に関するセミナーを実施します。詳細については、来週HPで告知します。

メールアドレス
[必須]
名前
[必須]
会社名
このページのトップへ