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医薬品メーカー「アボット社」が健康食品市場へ参入

医薬品メーカーのアボットジャパンが、一般消費者向けの健康食品市場へ参入することとなりました。

詳しいニュースはコチラから
http://www.qlife.jp/square/healthcare/story43295.html

 

アボットは元々、医療用医薬品の他、病院用の栄養補給食品などを販売してきましたが、今回、アミノ酸含有飲料「明日も元気」を投入することで、一般消費者向けの市場に参入する形となります。

「明日も元気」商品ページはコチラ
http://www.ashitamogenki.jp


これは、来年度からの機能性表示食品を想定しての市場参入の前段階と捉えることも出来ますし、新配合成分のHMBを使ってくるあたり、さすがといった感じでしょうか。

 

今後、機能性表示食品が導入された場合には、医薬品メーカーはエビデンス取得にも慣れており、資金も豊富なメーカーが多く参入しやすいため、うまく制度を利用することでシェアを伸ばしていくことも予想されます。

 

もちろん、食品、農作物メーカー、さらには全く違う業界からの参入(IT企業など)も十分にあり得ますし、業界全体の裾野が広がってくるでしょう。熾烈な過当競争が始まるのも時間の問題かも知れないですね。

 

医薬品メーカーの場合には、病院や薬局への販路も持っているため、マーケティング的にも有利な状況はありますね。もちろん、健康食品と医薬品では売り方が違うので、別枠として仕組みを構築しないといけないですが。

 

今回の制度導入にあたって、消費者庁は過去に前例のないスピードで、海外と比較しても質の高い制度を創り上げて来ました。このスピードについていけないと、正直厳しい状況が待っているんじゃないでしょうか。

 

多くの情報が行き交っていますが、大事なことは、今ある情報をきっちりと整理して
・今、何が出来て何が出来ないのか?
・出来ないことは、今後どのタイミングで動き出すことが出来るのか?

この二つだけでも、しっかりと把握しておく必要があります。

 

制度が始まってからが、一斉スタートではありません。制度に先駆けて、いかに準備をしているか、準備を淡々とこなしている企業が勝つでしょう。

 

制度開始まで残り半年、必要以上に慌てる必要もありませんが、出来ることを今からきっちりやっておくことで、半年、1年と経過していくなかで、目に見える差がついていくでしょう。

 

機能性表示食品の使い方がわからない、といった悩みについては、当社でも無料相談を実施しています。以下ページからお気軽にお申し込みください。

http://yakujihou-marketing.co.jp/service/

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