サプリメントや栄養ドリンクを利用する成人は、約4割(東京都調査)
東京都生活文化局の調査によって、サプリメントや栄養ドリンクを利用している人は39.8%と発表しています。
詳しいデータについてはコチラ
http://www.metro.tokyo.jp/INET/CHOUSA/2014/10/60oau104.htm
そもそもの調査目的としては、食生活と食育に関する調査なので、普段の食生活に関連する質問がほとんどですが、その中にサプリメントや栄養ドリンクを使っている人の割合に関するデータが含まれています。
今回のデータでは、“よく利用している”“ときどき利用している”と回答した人を「利用している」人とまとめており、”あまり利用していない”“全く利用していない”と答えた人を利用していないと括っています。
調査結果を見てみると、年代別での差はそれほどないですが、40代女性が一番高く、48.6%が利用しており、その後に20代女性、50代女性と続いており、女性の方が男性に比べて高い結果となっています。
良く利用している人の割合では、60代女性が最も高く、それに続いて40代女性、50代男性といった形になっています。 また、職業別では、経営・管理職が最も高く、販売・サービス職がつづく、といった結果ですね。
また、食生活に大変不満を持っているひとがサプリメントを良く利用している率も高いですね。
今回の結果を総合的にみて、サプリメントがどのように使われているかを判断することは難しいですが、年代、食生活、職業関係なく、どのような層でも一定以上の割合ではサプリメントを使用している、ということはは当てはまります。
逆に言うと、サプリメントを使用することの土壌自体は固まっているので、今後は機能性表示を行ううえで、きちんと焦点を絞り、消費者に分かりやすい情報提供していくことが大事になってきますね。
機能性表示食品として、エビデンスをきちんと示し、消費者のストーリーラインを描いてあげることによって、サプリメントというものが適切な形で広まり、消費者にとって新しい付き合い方が始まっていくでしょう。
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http://yakujihou-marketing.co.jp/kinousei/
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