ナビ

代表ブログ・業界ニュース

ナビ
業界ニュース

木曽路に対して、来週にも措置命令へ

しゃぶしゃぶなどの飲食店を運営するる木曽路に対して、消費者庁が措置命令を出すことが判明しています。

詳しいニュースはコチラ
http://mainichi.jp/select/news/20141007k0000e040181000c.html

 

今回の措置命令が出る原因としては、2012年4月〜今年7月に、3店舗においてしゃぶしゃぶ、すき焼きなどに「松阪牛」「佐賀牛」と表示していたが、実際には他の和牛を使い、計7171食を提供していたためです。

 

食品偽装については、昨年からホテルやレストランなどで相次いでいましたが、その後も続けていたことから、措置命令という重い判断を下したとされています。

措置命令がまだ出ていない段階で、このような形で発表されることも珍しいですが、措置命令される時期が来週ということで、課徴金制度が国会で成立するタイミングに合わせた、ということも十分に考えられますね。


消費者庁としても、今回の木曽路への措置命令を通じて、このような事例をなるべく減らすために広く周知することを考慮しているのでしょう。 

今後は、このような措置命令が出た場合には、売上の3%が課されることになるため、企業としても売上を上げて「やり得」で済ますということが出来なくなります。

もちろん、措置命令が出されることにより、消費者からの信頼も失うわけですが、課徴金により、売上高自体にも影響する、ということになります。


社内体制を含め、今一度広告表示への取組み方を見直す時期が来ている、ということでしょう。

このページのトップへ