「健康食品の最新広告マーケティング戦略とコピーライティング」オンラインセミナー開催のお知らせ
健康食品の広告が大きく変動する時代へ
2015年に機能性表示食品の制度が始まってから、早くも5年が経ち、機能性表示食品の商品数はもうすぐ3,000件に差し掛かるところに来ています。
日本における健康食品（保健機能食品を含む）としては機能性表示食品がメインになったと言って良いでしょう。
しかし、商品数が増えるということは、制度自体が広まっていることの証拠であると同時に、それだけ競合商品が増えるという意味でもあります。
健康食品を販売する事業者の方々と話していても、機能性表示食品制度が始まった辺りから健康食品が売れなくなったということをよく耳にするようになりました。
機能性表示食品が導入されたことで、健康食品業界の構造自体が変わってしまったのです。
機能性表示食品自体が制度として広まることは良いことですが、差別化できず多くの製品に埋れてしまうことは、もはや避けられない状況になっているのです。
消費者が抱くサプリメントへの不安・不満とは
一つの興味深いデータがあります。
41.9％。この数字が何を意味しているかわかるでしょうか。
これは、2016年に日本通信販売協会が発表した「機能性表示食品制度に関する調査について」で、『サプリメントの非摂取理由』について「本当に効果があると分からないから」と答えた人の割合です。
約4割の人がそもそもサプリメントを信頼していない、という実態が浮き彫りになっているのです。
さらに、同じ調査で『機能性表示食品の非購入理由』においても、全体の33.3%が「機能性表示食品についてよくわからないから」と答えています。
このように、そもそも健康食品への信頼性が低いだけでなく、機能性表示食品という新たな制度についても購入する消費者にはきちんと伝わっていない、という厳しい事実が浮き彫りになっています。
健康食品の広告規制は厳しい方向へ
消費者庁による措置命令では、健康食品が毎年高い割合で出てきますが、最近はこれまで以上に厳しい傾向になっています。
最近は特にコロナ対策として「免疫増強」「免疫力をつける」と言った効果効能をうたった製品が増えた背景もあり、行政としても、健康食品に対する広告が厳しく注視されています。
また、2016年より景品表示法の課徴金制度が始まり、健康食品や機能性表示食品の商品に対しても、すでに課徴金命令が幾つも出ています。
さらに、2020年から薬機法が改正され、虚偽・誇大広告に対する課徴金制度が導入され、ますます広告に対する取り締まりは強くなるでしょう
今までと同じ戦略では、健康食品を販売していくことが難しくなっている。これは誰もが避けられない状態で、一気に次のステージへと移行し始めたのです。
「薬機法・景品表示法に違反しないマーケティング戦略とコピーライティング」セミナーの開催
現在の健康食品業界に起きている変動に、どのような対策を打てば良いのか、どのような広告戦略をすれば良いのか、これが喫緊の課題になりつつあります。
そこで今回、これからの時代において、健康食品を販売する企業が、どのように広告コピーライティングやマーケティング活動に取り組んでいけばいいのか、というテーマのオンラインセミナーを開催いたします。
セミナータイトルは「薬機法、景品表示法、健康増進法に違反しない健康食品の最新広告マーケティング戦略とコピーライティング」です。
今回のセミナーは、昨年3月にも実施し、好評をいただいたセミナーをアップデートしたものになります。
新たなテーマとして、"最新の法規制"や"脳科学を駆使した最新のマーケティング戦略"など、これからの健康食品の販売・広告戦略において、重要なコンテンツを取り入れています。
なお、最近のトピックスとして、『機能性表示食品に対する食品表示等関係法令に基づく事後的規制（事後チェック）の透明性の確保等に関する指針』（事後チェック指針）に関しても、セミナーで解説いたします。
現在の健康食品の業界を健康食品3.0の時代と呼んでいますが（健康食品3.0の意味については、セミナーでお話します）、アフターコロナの時代に健康食品を販売する上で避けられない課題・対策を、詳しく解説していきます。
セミナー内容は非常に内容盛りだくさんですが、特にお伝えしたいポイントをいくつかピックアップします。
- なぜ、健康食品の広告の措置命令が多いのか？
- 成分広告を取り締まる法規制は？
- 法律に抵触せずに、健康食品の魅力を伝える方法とは？
- 口コミを広めるために必要な条件とは？
- エビデンスの重要性が増しているのはなぜか？
- 売れる健康食品のブランディングに不可欠な要素とは？
このように、健康食品・機能性表示食品を販売する事業者にとって疑問に挙がりやすいテーマを選りすぐっています。
具体的なアジェンダの一部をご紹介しますと
- 措置命令・薬機法違反の歴史
- 最新の措置命令・薬機法違反事例のトレンドは？
- 「打消し表示に関する実態調査報告書」が公表された意味とは
- ステルスマーケティングと法規制の関連性とは？
- 広告表現のグレーゾーンとは？
- 食品の機能性で表現できる範囲とは？
- 脳科学を駆使した最新の広告・マーケティング戦略とは？
- 売れる広告作成のポイントとは？
- 消費者は何を求めて健康食品を購入するのか？
- 健康食品3.0の新時代を生き抜くために
などなど・・・"法規制ができた歴史"や"法規制の本当の意味"などのコンテンツから、"どのように消費者理解と信頼性を高めるか""企業ブランディングを構築していくか"といったマーケティング戦略まで、一回のセミナーとしては、相当のボリュームになっています。
セミナー概要について
今回のセミナー参加に関する概要は、以下の通りです。
- 日時 2020年6月23日（火）12:30～16:30
- 会場 オンライン配信（職場や自宅など、どこからでも受講可）
- ※ZOOMを使用したLIVE配信です
- 受講料 1名 49,500円(税込、資料込)
今回は初のオンラインセミナーでの開催となります。わざわざ会場にお越し頂く必要もなく、移動せずに日本全国どこにいても参加することが可能です。
また、現在リモートワーク中の企業で働いている方も多いと思いますが、自宅からでも受講可能ですので、お気軽にご参加いただけます。
なお、受講する際の利用環境としては、Wifiなど電波が安定した環境であれば、PCはWindowsでもMacでも、どちらでも参加いただけます。
なお、受講者の方はwebカメラ等は必須ではありませんので、お気軽にご参加いただければと思います。ご質問などはチャット機能で対応いたします。
セミナーの申し込みはこちらから（R＆D支援センター様主催：外部サイトへ移動します）
最後に：アフターコロナの新時代は健康食品が飛躍するチャンス
新型コロナウイルスというものは、今の時代を大きく変えてしまいました。
"先が読めない"、"戦略が立てにくい"、"でもこのままだとジリ貧になってしまう・・・"。誰もがそう思っているでしょう。
このような時代に必要なのは、わかりやすく正しい知識という武器を手にとることです。知識というものは自分の現在いる立ち位置と、次に何が起こるかという予測を立てるための、大きな道標になってくれます。
時代の変化はますます早くなり、気づいたら大きく状況が変わって取り残されてしまう、と言ったことが余儀なくされる状況になってきています。
健康食品は他業種と比べても、かなり法規制が厳しい業界です。これからも、厳しい状況は続いていくでしょう。
しかし、実は、アフターコロナの時代は、健康食品業界にとって大きな追い風になる可能性を秘めています。
コロナは、消費者の健康への意識を大きく変革させました。今まで生活習慣病などの病気になることが軽視されがちでしたが、コロナウイルスは病気に罹らず、健康であることがどれだけ重要かということを私たちに教えてくれました。
このような時代に、機能性表示食品を含めた健康食品は、消費者の健康に寄与するための重要なポジションを確保する稀なチャンスとも言えるでしょう。
セミナーで扱う情報は多岐に渡り、他ではまず聞けないオリジナルの内容です。
これからの新しい時代の広告戦略を学ぶ時期としては、今がまさにベストタイミングで、次に目指すべき方向が見えてくるのではないでしょうか。
また、今回はオンラインセミナーですので、東京にいなくても、リモートワーク中でも、自宅から参加することが可能です。
このようなセミナーをやる機会は1年に1回あるかないか。非常に数少ないので、少しでも興味がある方は、この機会をお見逃しくご参加ください。
なお、無料の会員登録で割引価格になり、さらに2名で参加すると1名分無料になるお得なサービスもあるようですので、是非ご活用して、多くの方に参加してもらえればと思います。
セミナー申し込みはこちら（R＆D支援センター様主催：外部サイトへ移動します）