愛媛県で、機能性表示食品に関するセミナーが開催
来年から新たに始まる機能性表示食品について、愛媛県において、10月27日に機能性表示制度に関するセミナーが開催されます。
詳細はコチラ
http://www.pref.ehime.jp/h30800/gijutsushinko/kinouseihyoujisyokuhinseido.html
主催は、えひめ健康ビジネス研究会が担当するようですが、都道府県にて機能性表示食品単独でのセミナーが開催されるのは、今までに事例を聞いていないので、今回の愛媛県が初めてじゃないでしょうか。
ただし、先日、東京都健康保健局でのセミナーでは、現時点で具体的にお話することは出来ない、と言っていましたので、新しい情報に関して話される、というものではなく、今までのおさらいをする、といった形になるのでしょう。
県として、新しい制度を上手く活用して、県内のビジネスを活性化させよう、という狙いで、このようなセミナーを実施することは、良い傾向ですね。これを機に、他の県でも徐々に同じようなセミナーが開催されるのではないでしょうか。
今回のセミナーの講演者として、東洋新薬が担当されるようですが、愛媛県とは、昨年12月に機能性食品に適した素材の発掘、研究などにおける協定を締結しています。さらに、今年の8月には福岡県と包括連携協定を結び、健康作りや食育の推進に取り組むことを発表しています。
さらに他にも、北海道や九州地方の他県など、行政と連携して地域産業を発展させるということで、東洋新薬はとても良い流れを作っていますね。
機能性表示食品は、健康食品だけでなく、加工食品や農産物も対象となっており、地方のビジネスを活性化させることには相性が良い題材です。例えば、助成金、優遇制度を付けるなど、様々な形で発展させることが出来るはずです。
さらには、産官学といった連携を上手く使って、臨床試験やシステマティックレビューを行うことも出来ますし、この機能性表示制度というものは、日本のヘルスケア産業において、新たな雇用やビジネスの創出機会を増やす仕組みになり得るポテンシャルを持っていると思います。
ぜひ、機能性表示食品という制度が、地方産業、さらには日本という国を発展させ、もう一つ先の海外進出まで視野に入れられるよう、国を挙げて、良い制度に育て上げていくことが強く望まれますね。
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