睡眠に対して4割が不満。機能性表示によって新たな市場の創出となるか?
リサーチバンクが行った睡眠に関する調査で、約4割の人が睡眠に対して不満を持っているというデータが出ています。
詳細なデータについてはコチラ
http://research.lifemedia.jp/2014/10/141015_sleep.html
今回のデータにあるように、現在、睡眠に対する不満は多く、ヘルスケア領域の中でも睡眠改善に対する需要は多いとされています。
睡眠改善について、機能性表示は出来るのか?
消費者庁のガイドライン待ちではありますが、今後、機能性表示食品においても「心地よい睡眠をサポートする」といった文言が出来る可能性があります。
睡眠に関する文言が、ガイドラインにて表示禁止事項に入らなければ、睡眠に関するエビデンスを獲得することで、機能性をうたうことが出来るようになります。
アメリカではどのような表現が出来ているのか?
実際に、アメリカのダイエタリーサプリメントでは「睡眠パターンの調節と、リラックスした睡眠をサポートするのに役立ちます」といった機能性表示を行っている商品があります。
アメリカで発売されているサプリメントの中には、日本のサプリメントとしては使用出来ない素材(メラトニンなど)もあります。
ただし、日本でも発売することが可能な食品素材で、いくつか睡眠に関する論文についてシステマティックレビューで有効性が見られるものもあります。
仮にガイドラインで問題がなければ、今後複数の素材にて、睡眠サポートに関する機能性表示食品が販売されることが予想されますね。
消費者の悩みを解決する、機能性素材のエビデンス探しが重要
睡眠に関する悩みというのは、非常に深いものであり、このような顕在的な悩みについては、消費者としてもサプリメントで解決出来るのあれば。その需要は非常に高いでしょう。
機能性表示によって、きちんとしたエビデンスを持った素材が、大きな市場を創出する可能性も十分に有り得ます。
ガイドラインが出る前から、このような悩みに対する様々な素材のリサーチを行っていくべきですね
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セミナー案内ページはコチラ(外部リンクへ移動します)
http://yakujimarke.jp/seminar/food/
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