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循環器病研究センターと博報堂が「健康行動デザイン」の共同研究を開始

国立循環器病研究センターと博報堂が共同で、生活者が自発的に健康的な生活習慣を実践していける「健康行動デザイン」の研究を開始しました。

詳細なニュースはコチラ
http://www.qlife.jp/square/healthcare/story44097.html

 

これは、脳卒中、高血圧などの循環器病を、食生活や運動など生活習慣の改善によってリスクを抑え、予防や早期治療につなげようという活動で、生活者が無理なく継続して健康的な生活習慣を実践したくなる仕組みづくりを目指していくものです。

 

研究の枠組みとしては
・生活者が実践したくなる健康行動やプラットフォームを博報堂が制作して発信
・行動に関する医学的な根拠を国立循環器病研究センターが担当

といった形で、今後、医療機器メーカーや食品メーカー、IT関連などの企業とジョイントして、社会運動として進めることで、「健康行動デザイン」が新たなビジネスチャンスとすることも狙いに入っているようです。

 

このような活動は、これからの医療費削減につながり、さらにはヘルスケア産業や周辺産業にとっても新たなビジネスチャンスを創出する機会が増え、良いですね。何も循環器病に限定するものでもなく、糖尿病やロコモティブシンドロームなど、多くの疾患において同じような取組みをすることで、一連の流れとして、セルフメディケーションという健康的な生活文化が築かれていくように思います。

 

不健康な生活を送る→病気になる→医薬品に頼る、というスパイラルは、医療費の観点からもQOLから見ても、望ましい結果ではなく、いかにして健康を維持し続けることが出来るか、ということがこれからの時代にとても重要になってきます。

 

そういう意味で、機能性表示食品も、セルフメディケーションの一環を担う柱となるでしょうし、運動や食事に関する正しい情報が広まることで、多くの人の病気の予防につながっていくでしょう。

 

未だかつてない高齢化社会に突入する中で、日本経済を考えてみても、健康な体を持った人が増える事自体が、ビジネスや雇用の創出にもつながり、健康を維持することが一石三鳥にも四鳥にもなり得るので、ぜひとも今回のような取組みが順調に進んでいくことが強く望まれますね。

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