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お弁当や総菜に「健康マーク」来年4月より導入

厚生省は、健康に役立つ弁当・惣菜などに「健康マーク」をつける新たな制度を来年4月より導入することを発表しました。

ニュースについては、以下リンクを参照ください
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141006-00000023-jij-soci
(yahooニュース)
http://www.nikkei.com/article/DGXLASDG06H16_W4A001C1CR8000/
(日本経済新聞)

 

これは、国民の健康のために栄養バランスを確保する取組みで、炭水化物やたんぱく質など必要な栄養素の摂取基準を満たしたコンビニやスーパーの弁当、総菜などを「健康な食事」として認証し(特に審査はなし)業者や販売店が自由に表示できる制度です。

 

今回の制度に関する報告書は以下リンクより確認ください。
http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000059925.html(厚生省HP)

 

厚生省は今後、この制度のガイドラインを年内中に作成し、来年4月に制度運用が開始になります。

また、6日の検討会では、認証された食品につける健康マークが、一般公募による114の候補マークから選考され、以下のマークが使用されることとなりました。

健康マーク

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

このマークの3つの区分にはそれぞれに意味があって、以下の料理パターンと連携しており、下記条件を満たした場合には、マークを使用することが可能となります。

健康マーク食事パターン

【厚生省:第10回日本人の長寿を支える「健康な食事」のあり方に関する検討会資料より抜粋】

 

それぞれ、主食は黄色、主菜は赤色、副菜を緑色で表しています。

料理Ⅰ(主食)の健康マークをつけたい場合には、以下の条件を満たす必要があります
・精製度が低い穀物を2割以上使う
・1食当たりの量は50〜70g
・1食当たりのカロリーは300kcal以下


例えば、コンビニで売っている雑穀入り(2割以上使用)で150kcalのおにぎりであれば、左上の部分の健康マークをつけることが可能になる、ということです。


健康マークは主食・主菜・副菜全て含んでいる料理にも、単独でも使用可能となります。使用例としては、以下のように、該当箇所の色が塗られるといったイメージです。

健康マーク②

【厚生省:第10回日本人の長寿を支える「健康な食事」のあり方に関する検討会資料より抜粋】

 

要するに、この健康マークが全て揃うように食品を選択すれば、 栄養バランスが整った食事を摂ることが出来るようになる、ということです。

 

制度については、年内にガイドラインが出て、来年4月から導入ということで、かなりの急ピッチで進めることになりますね。

機能性表示食品とも同じスタート時期となり、来年度は食品に関わる制度が幾つも導入されることになり、消費者がきちんと認識出来るかはかなり不安な部分ではあります。

ただし、制度自体は基準を満たしていれば届出不要ですし、使えるものはドンドンと活用した方がよいと思いますね。

 

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