1月27日に機能性表示食品の集中セミナーを開催いたしました
先週1月27日に、機能性表示食品4時間集中セミナーを行い、無事に終了いたしました。
今回のセミナーでは、各企業の開発担当者や営業担当者など、実務で取り組まれている方が多く参加されていました。
セミナー内容としては、機能性表示食品の制度概要から、機能性表示するためのエビデンス取得方法である臨床試験とシステマティックレビューの実施方法や、広告表現などについて話をしました。
さらには、既に公開されている検討会報告書とガイドライン(案)の概要についても、解説いたしました。
検討会報告書はコチラから
http://www.caa.go.jp/foods/pdf/140730_2.pdf
ガイドライン(案)の概要はコチラから
http://www8.cao.go.jp/kisei-kaikaku/kaigi/meeting/2013/wg3/kenko/150114/item2.pdf
受講頂いた方々からは、多くの質問が飛び交い、実務上どのような点で悩んでいるのか、ということが非常に明確になりました。
多くの質問の中でも、一番多かったのが「ガイドラインはいつ出るんですか?」と言う質問でした。
現時点において、公表時期は消費者庁からも明言されておらず、いつになるかわかりませんが、制度開始も迫って来ており、ガイドラインに関しては、誰もが待ち望んでいるところなのは間違いないですね。
一方で、ガイドラインが発表される前でも、報告書やガイドライン(案)の概要をもとにして進められる部分は進めていく、というのがやはり一番実践的です。既に、臨床試験やシステマティックレビューを行っている会社も少しずつ増えて来ていますね。
もちろん、ガイドラインの内容を全て予測することは出来ませんが、今までに公表されている資料、過去の制度などから鑑みると、ある程度予測することは可能です。
まずは、今ある情報を隈無く調査して、予測出来る範囲を拡げた上で、予測が出来る確度の高いところから業務を進めていき、ガイドラインが出てから、軽微な修正を加えていく、というのがタイムロスが少ない取組み方でしょう。
なお、ガイドラインが公表された後には、薬事法規マーケティング協会にて機能性表示食品ガイドラインに関する解説セミナーを実施する予定です。
セミナー内容、日時については、ガイドライン公表後に本HPおよび薬事法規マーケティング協会のHPにて告知いたしますので、ぜひ興味がある方はチェックしてみてください。