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yahoo広告のパターン別攻略法(美容編)

 

せっかく作った広告文が、yahoo広告審査をなかなか通らない、

そんな悩みを抱えている人のためのパターン別解説。

 

今回は、美容編です。

 

[美容商品に入る成分は何がある?]

まずは、美容商品というものに、どのような成分が入るのかを

見てみましょう。

 

yahoo広告美容

 

このように、ヒアルロン酸やコラーゲン、プラセンタと

健康食品の中でも、売上上位の品目に入るものが多いですね。

 

この美容系のサプリメントは、市場も大きく、商品自体数も多いため、

健康食品の中でも、広告の単価はかなり高いジャンルとなるでしょう。

[広告でうたえない表現は?]

では、早速、広告でうたえない表現を見てみましょう。

yahoo広告②

 

まず、特定の部位にあたる表現はダメだといっています。

 

ここで実際に、薬事法において違反となるものは、

「頭髪」「目」「皮膚」「臓器」等の特定部位への

「栄養補給」「健康維持」「美容」を 標ぼうし、

当該部位の改善、増強等ができる旨の表現をすることです。

 

要するに、ただ”ヘア”と書くだけでしたら効果効能とは言えませんが、

”ヘアケア”と書いてしまうと、髪の補修となるため、

薬事法上の効果効能になってしまう、という事ですね。

 

 

続いて、身体の組織に影響を与えるような表現例として、

アンチエイジングや抗酸化作用、新陳代謝を促す、などが

挙げられていますが、これは明らかに効果効能になるので、

使えないのも仕方ないでしょう。

 

さらには、○カップUPや女性ホルモン同様の効果、なども

ダメだとしていますね。

 

これも、大豆イソフラボンなどでよく見られる表現ですので、

気をつけましょう。

 

あとは、疾病治療や予防を目的とする表現もダメだ、と

なっていますが、これも当然といえば当然ですね。

 

アトピーなどに効く、というような表現はもちろん使えません。

 

[使用に注意が必要な表現とは?]

続いて、使用に注意が必要な表現を見ていきましょう。

yahoo広告③

 

文章の組み合わせ方法によっては、使用出来ない

場合がある表現としては、”エイジングケア”や”うるおい”、

”なめらか”といった表現が入っています。

 

エイジングケアは、アンチエイジングに代わって使われている

表現ですが、定着しつつありますね。

 

これも、結局のところ、若返りをする、といった形でエイジングケアを

使ってしまうのであれば、アンチエイジングと意味合いは

変わりませんよね?

 

そうすると、NG表現と見なされることもあり得ます。

 

これも、年相応にあったケアをしましょう、という意味で

使うのであれば、表現することも可能でしょう。

 

[実際の広告例は?]

それでは、実際の広告例はどうなっているでしょうか?

 

「健康食品 美容」でキーワード検索してみると、

・翌日もっちりの美容ドリンク

・身体のうちからキレイに

・ヒアルロン酸サプリ

などといった広告表現が見られます。

 

身体の内側から、というような表現は、組織に影響を与える

表現とも捉えかねないので、ギリギリのラインでしょうね。

 

キーワードを「健康食品 ヒアルロン酸」「健康食品 コラーゲン」

にしてみると、ほどんどが成分名をそのままうたっています。

 

ここでは、かなり厳しい広告基準がとられているようです。

 

そのため、どの広告表現もほとんど同じ言い回しになって

しまっており、差別化がつけられていないので、

体力勝負といった感じではあります。

 

また、別のキーワードでも調査したところ、いくつか広告に

使用出来ない表現も入っていましたが、独立した単語だけで

使用しており、そのまま効果効能をうたっていないため、

難しいジャッジですね。

 

ココで大事なことは、前回も話しましたが、まずはどのような結果を

目指しているのか、ということを考えるべきですね。

 

要するに、広告を出す事で、「どのような人達に」「どのような結果を

得て欲しいのか」ということから考えてみる、ということです。

 

闇雲に広告を出しても、仮に広告審査がおりても、費用対効果でいったら

マイナスになることだって往々にしてあることです。

 

まずは、広告を出すための目的を明確に認識し、その目的の達成のために

どのような表現をすれば、見込み客にとって興味を持ってもらえるのか、

ということを考えなければならない、というワケです。

 

もちろん、それが”アンチエイジング”だったらダメです。

 

 

きちんとしたルール(薬事法規)に関する知識も持つために

この表現事例は使えます。

 

表現が問題ないかを確認するために、どんどんと

活用していくべきです。

 

ぜひ、良い広告表現を作成し、その上でルールにも合致させ、

反応率の高い広告を出していってくださいね。

 

 

今日はこの辺で。

ではまた。

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