健康食品の機能性表示の方針について
こんにちは。
昨年より、アベノミクスの成長戦略の一環として、
健康食品の機能性表示が取り沙汰されてきました。
どのメーカーも、この行政の対応については動向が
かなり気になっているところだと思います。
そして、来月には、この制度に関する方針を出すとの
ことですので、現在は消費者庁を含め、どのような案を
提示するか慎重に取り纏めを行っている段階でしょう。
以下の記事を参照。
http://www.him-news.com/news/view/366
ただ、このような制度に対して、直ぐに対応出来るかどうかは、
まず地盤をきちんと固めることが大事です。
制度に振り回されてしまっても、結局のところ、
長期的な売上アップにはつながりません。
現在出来ることにまずは重きをおきつつ、
常にアンテナを張っておくこと。
その二つがバランス良く働く事で、新制度が実施される前から、
柔軟な対応が出来るようになります。
きちんと腰を据えつつ、前もって準備しておけば、
先行者利益で、勝ち抜く事も可能になるでしょう。
また、健康予防における新しい形態のサービスが生まれる
可能性もあります。
科学的根拠を示した、機能性を表示できる農産物に
関するプロジェクトも動いています。
このような新しい形態で参入する人達にとっては、
この一連の規制緩和がまたとないチャンスに
なるかも知れません。
結局のところ、アベノミクスや成長戦略などの
恩恵を受けるか、被害を被るかを決めるのは、自分次第です。
良い方向であれ悪い方向であれ、
外部環境の変化に対応出来るかどうか、
ということが重要なのです。
これからの時代においては、
・誰よりも変化に対応できるもの
・情報を制するもの
この二つを兼ね備えることが、勝つための必要条件です。
もちろん、これまでもこの二つは重要ではありましたが、
これからの時代、より求められる条件になってきます。
この規制緩和のニュースについては、今後も随時取り上げていく
予定です。
なんにせよ、今回の規制緩和が業界にどのような影響を
及ぼすのか、とても楽しみなところではあります。
ではまた。