機能性表示食品、3社に1社が「参画が難しい」
少し前ですが、なかなか興味深い記事です。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140825-00010001-kenkosoku-ind
新しい制度に対する姿勢として、企業としては、
・エントリー出来そうだと答えているところが37%
・まだわからないところが30%
・エントリー出来そうにないが34%
となっており、前向きにとらえているのが、約3分の1程度
に収まっています。
たしかに、この制度が厳しいと捉えている意見もよく聞きますが、
その結果がかなり反映されているようですね。
逆に、自社の製品およびエビデンスに自信があるところは、
制度改正を絶好のチャンスと捉えているでしょう。
ただ、今回の制度導入における問題は、この制度に乗っかることが出来るかどうか、
という制度主体なものだけでなく、その後の販売戦略をどのようにしていくか、
ということです。
大手企業にとっては中小企業に比べて先行投資がし易い環境ですので、
制度の参画し易さで言えば、大手主導で動く制度になっていくと
考えられます。
ただし、中小企業としても、
・制度に対応出来そうな部分(ある程度のコストをかけられる、など)
・難しいと考えられる部分(データの取得方法がわからない、など)
をまずは分けてみるだけでも、次に行う戦略が変わってきます。
ただ、対応出来ないというのは、今後の戦略自体を放棄することに
なりかねないので、ぜひ、徹底的な現状分析から始めることを
オススメします。
この辺りについては、今後ブログやメルマガでも取り扱う予定です。
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