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サプリ用のアプリがこれから流行る?

本日、Appleの発表でiWatchが出るのではないか、とささやかれていますが、
ウェアラブルデバイス(身につけて持ち歩くことが出来るPCなど)は、
健康管理と相性が良いデバイスです。

歩数計であったり、
運動量であったり、
脈拍であったり、
血圧であったり、

このような健康データを取得するのに便利だし、日本人は
健康志向が
高いため、徐々に普及していくでしょう。

 

さて、今後、ウェアラブルデバイスに付け加えられたら良いな、
という機能として、
デバイスで栄養管理をして、自分にあう
サプリメントがわかるアプリが
出来ると良いな、と考えています。

 

今でもスマートフォンのアプリとして、カロリー計算や体重管理を
行ってくれるアプリなどはありますが、栄養管理まできちんと出来る
アプリは見当たりません。

 

一般消費者が、サプリメント・健康食品を摂る理由としては、
”健康を維持する””日頃の食事の栄養不足を補う”などの目的があります。

 

しかし、日々の食事のなかで、どれだけの栄養が摂れていて、
どの栄養分が足りていないのか、といった情報を管理出来ていないため、
サプリをとるにしても、何をとれば良いかわからない、という人が多い
と思っています。

 

さらには、メタボの予防に対する有効性を持つ成分もありますし、
高血圧を抑制する、といった機能性をもった成分もあります。

 

しかし、サプリメント自体の商品数が多くなっていき、
選ぶ種類が増えれば増えるほど、消費者にとって、
どれが自分にあっているのか分からない、という
現状があります。

 

インターネットなど、情報が溢れるなかで、どのサプリメントが
自分にあうのか、といった一つの目安があれば、商品を選ぶ際の
基準になります。

 

アプリで取得するデータとしては、栄養だけでなく、
運動量や睡眠時間なども含めれば、より包括的に健康を
管理するツールになるはずです。

もちろん、アプリに入力するデータでも、歩数のように自動で
測れるものもあれば、食事の種類や量を毎日入力しなければならない
データもあります。

 

しかし、これらのデータも入力を簡便にすれば、毎日入れるのも
それほど手間ではないし、記録することによって、
健康への意識も高まり、結果として、健康維持につながります。

 

このデータが蓄積されていけば、サプリメントだけでなく、
様々な臨床研究のデータとしても使うことが出来ますし、
健康と疾病、栄養に関する分析が可能になるはずです。

 

さらには、そのアプリのデータを医師や薬剤師などに見せることで、
お薬手帳のような役割を果たすことだって出来ます。

 

そして、大事なこととしては、このようなデータの取扱いは、
栄養学や疫学など専門的な知識が必要なので、健康食品メーカーや、
疫学データを扱う専門家しか分からない部分もあって、
単純に始められるものでもないでしょう。

 

ウェアラブルデバイスやスマートフォンが発展していくとともに、
このようなアプリも出てくるのではないでしょうか。

 

また、このようなアプリに対応する場合には、トクホや
機能性表示食品
が有利になってくるでしょう。

安全性・有効性に関するデータがなく、機能性表示が出来ない状況では、
どのような成分が良い、と消費者が分かっても、その製品を推薦することが
出来ない、といった流れになります。

 

健康産業においても、今後は、IT分野とデータベース、プラットフォームを
掌握したところが、大きく発展していくでしょう。

商品単独として販売していくだけでなく、このようなツールとの
連携を考えてみるのも、大事かも知れませんね。

 

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