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トピックス機能性表示食品

これから健康産業を勝ち残るためには?

こんにちは。

 

最近になって、健康食品の機能性表示の制度に関する話題が

加熱してききていますね。

 

もし機能性表示を考えているメーカーにとっては、

今後決定してくる根拠データの示し方などをきちんと

理解しておく必要があります。

 

さて、この根拠データの活かし方も含めてですが、

これからの時代、ヘルスケア業界で勝ち残っていくためには、

・専門家

・プロデューサー

この二つのバランスを意識していく必要があります。

 

専門家である、ということは、一つの分野に特化する、

ということです。

 

それは、ニッチな分野でも構いません。

 

その分野であれば細かいことまで理解しており、

反論にも対応出来る知恵を持ち、

行動にまで落とし込める経験を持つ

そんな人が専門家です。

 

 

次にプロデューサーとしての視点です。

 

これは、個々の専門的な知識はわからないけど、

マーケティングと専門分野のデータなど

”多くの要素を融合させていく”バランス感覚と、

全体を俯瞰しつつ、物事を前に推し進めることが

できるパワーを持っている人です。

 

 

仮に、

「機能性表示に対応するために、根拠データを使用したい」

と思ったとしましょう。

 

これを具体的なアクションにおとしていくと、

まず根拠データを集める、ということ作業があります。

 

多くの論文の収集や、医学的な知識などを持ち合わせる

必要があり、その分野に関して”専門家”でなければなりません。

 

仮に外注するとしても、深い知識と経験をもって、

どのようなデータを集めるのか、という部分が見えて

いないと、データを活かし切れません。

 

たとえ論文の検索であっても、専門的な知識がないと

何もわからないわけです。

 

 

しかし、ただ根拠データを集めればいい、

というわけではありません。

 

そのデータをどのように見せていくか、どのような形で

ビジネスに落とし込んで行くか、という行程が

発生します。これが、プロデューサーの役割です。

 

これをまとめると

・特化した個を作り上げる=専門家

・個を融合させ、全体としてビジネスを形作る=プロデューサー

 

この二つが欠かせない、ということです。

 

健康食品産業が変わり始めています。

 

ただ、サプリメントを販売するだけでは

売れなくなってきています。

 

今後、制度の抜本的な改革が行われたとしても、

自分たちの商品を医学、薬学、栄養学まで関連させる専門性と、

変化に柔軟に対応し、大局観をもって売上アップを図る

トータルバランスを兼ね備えた企業が勝ちます。

 

 

それは一個人に置き換えても当てはまるでしょう。

 

大きな組織であれ、個人であれ、このような

二つの軸を持つ事を忘れないようにしましょう。

 

 

今日はこの辺で。

ではまた。

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