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薬事法

プロポリスの抗がん効果を推奨した医師が書類送検

 

先日お伝えした記事「プロポリス販売業者が、薬事法違反で逮捕」
の波紋が広がっています。

前回の記事はコチラ
http://yakujihou-marketing.co.jp/yakuji-arrest/

 

今回新たに書類送検された医師は、薬事法違反で逮捕される原因となった広告に、
プロポリスがガンを死滅させる」といった記事を載せていたようです。

 

この医師は、東京医科歯科大学の名誉教授でもあり、著書も多く、著名な方では
あるんですが、プロポリスに関する研究はやっていなかったんですね。

 

実際には、他の研究者の論文などでプロポリスの知識を得て、
原稿を書いたとのことです。

 

 

さらに、「効能効果を特定の商品と結びつけて論じることが薬事法に
触れると認識していたが、断れなかった」と話しているようです。

 

今回のようなケース(医師や学者の談話や学説などを広告に引用すること)は、
その学説などが事実であったとしても、”医薬品的な効果効能の標ぼう”に
あたるため、薬事法違反となります。

 

 

ただ、これまでにも、販売業者が薬事法違反で逮捕されるのはありましたが、
今回のように、販売業者だけでなく、その推奨者である医師まで書類送検
されるというのは、かなり異例のケースですね。

 

これは、他社における同様な事例においても、同じ扱いをしますよ、という
牽制にも
取れますね。

 

実際にこのような文章を書いている医師などは、今後は書類送検される
ことがあっても、おかしくない状況になった、ということです。

 

現在、同じような形で健康食品をオススメする医師もいる訳ですが、
今後はいつ措置を受けても
おかしくないですね。

 

最近の薬事法に関する取締りは、業界全体への見せしめもあるのか、
かなり厳しくなってきましたね。

 

このような行政処分などによる逮捕者が続出すれば、もはや他人事じゃなくなりますし、
良い方向へ変化せざるを得ないですからね。

 

目に余るような広告も未だに存在するのも事実なので、このような措置も、
これからの業界の発展にとっては必要だったんじゃないでしょうか。

 

また、今回の事例によって、サプリメントの広告に推奨者として顔をだす
医師も減ってくるかも知れません。

 

何にせよ、今回の事例は業界全体にとって、大きなニュースですね。
今後の行政の動きにも、注目しなければなりませんね。

 

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今日はこの辺で。
ではまた。

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