男性が好きな“お茶”トクホ飲料ランキングは?
株式会社ジャストシステムによって調査された、お茶系トクホ飲料のランキングが
公表されています。
この調査では、トクホ飲料を飲んでいる20代〜60代の男性に幾つかの質問を行い、
以下の9つの飲料の中で一番好きなものを選択する、というものです。
調査における、主な質問内容としては、
・一番飲みやすいトクホ飲料は?
・最近太ったかな、と感じるときに一番飲みたいと思うトクホ飲料は?
・血圧対策に一番効果がありそうだと思うトクホ飲料は?
・血糖値の上昇を一番抑えてくれそうだと思うトクホ飲料は?
といったものがあります。
では、早速、実際の調査結果について見ていきましょう。
飲みやすいトクホとしては、伊右衛門特茶が3割以上の票を獲得し、
一位となってますね。
美味しさを”売り”としている伊右衛門ですが、今回の消費者アンケートでも、
これがきちんと現れています。
二位には黒烏龍茶が入っておりますが、黒烏龍茶は、脂っこいものと
一緒に飲みたいトクホとしても、半数以上の票を獲得し、1位となっています。
このように、食事と一緒に飲むことでさっぱりするイメージが、消費者から
評価される形となっていますね。
続いてのランキングです。
このように太ったときと感じた時に飲まれているトクホは、
ヘルシア緑茶、黒烏龍茶、特茶、という順番で続いています。
これら全て「食後の血中中性脂肪が上昇しにくいまたは身体に脂肪がつきにくい」という
効果を持っていますが、商品のブランド力、イメージ力が順位に反映しているように
思いますね。
ヘルシアは、運動不足のときに飲みたいトクホとしても一位を獲得しており、脂肪を
燃焼させる、というイメージが強く消費者に影響を与えている、ということでしょう。
続いて血圧についてです。
このランキングでは、胡麻麦茶が36%で一位となっています。
しかし、これはある意味当然の結果です。
そもそも、今回の商品の中で、血圧に影響する商品は胡麻麦茶だけですので。
逆に、2位のヘルシアと3位のカテキン緑茶が10%近く票を得ているのは、
茶カテキンに血圧を下げる作用がある、という印象が強く働いているんでしょう。
これは、実際のトクホで許可を得ているものではありませんが、こういう副次的な要素を
含めると、昔から使われているカテキンなどの素材は、色々な強みを持っていますね。
最後に、血糖値についてです。
これが、一番の驚きの結果だったんですが、見事に票が分かれる形となっていますが、
1位が胡麻麦茶で、2位が健茶王、3位にヘルシアとなっています。
この驚きというのは、この商品の中で、血糖値の上昇を抑えるトクホは健茶王のみ、
ということです。
しかし、消費者のイメージとしては、一番は胡麻麦茶となってしまっている。
これは、消費者にとって、まだまだ健茶王が血糖値に良い、というイメージが
まだまだ浸透していないということですね。
この全体の数値を見てわかることは、消費者はCMのイメージに相当影響を受けている、
ということです。
そして、その効果が認められてながら、認知されていない商品よりも、ブランド力を
持った商品の方が効果がある、と消費者に認識されている、ということです。
このデータは、トクホにおける販売戦略に大きく影響してくるデータではないでしょうか。
いかに情報発信やプロモーションが重要か、ということがはっきりしたわけです。
エビデンスを持っていることも大事ですが、実際に消費者が持つイメージは、
CMによる影響を強く受ける、ということです
もちろん、誇大広告となってくると話は別ですが、商品のブランド力を高める
情報発信により、消費者から良い印象を持ってもらえ、時には商品力がある
という印象にもつながる、ということです。
ぜひ、このようなデータを有効活用して、商品販売の戦略に活かして
欲しいですね。
今日はこの辺で。
ではまた。
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