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2013年度のトクホ市場は、過去3番目の6275億円に!

 

2013年度のトクホ市場について、日本健康・栄養食品協会より発表があり
過去3番目に高い6275億円に達したことがわかりました。

 

トクホの市場推移のグラフについては以下のとおりです。

トクホの市場推移

(日本食品・栄養協会)

 

今までの過去最高が、2007年度の6798億円で、それ以降落ち込んでいた
トクホ市場ですが、ここに来て大きく盛り返した結果となりました。

 

今回のトクホ市場を盛り上げた要因としては、上位ジャンル2つの売上UPが
大きく貢献しています。

ジャンル別の売上としては、以下の表を見てください。

用途別の市場推移

(日本食品・栄養協会)

ランキングのトップとしては、整腸ジャンルで、全体の60%を占めています。
これは乳酸菌含有の商品が牽引した形となっています。

乳酸菌含有の商品としては、
・ヤクルト
・ビヒダスヨーグルト
・ソフール
・ジョア
・ブルガリア飲むヨーグルト
などがあります。

これらの乳酸菌商品だけで3500億円を売上げているので、実に
市場全体の半分以上を
担っています 

 

続いてランキング2位のジャンルは、中性脂肪・体脂肪で、
これが全体の22%です。

商品としては、
・黒烏龍茶
・伊右衛門 特茶
・ヘルシア
・キリンメッツコーラ

・ペプシスペシャル
などがあります。

 

キリンメッツコーラなど、新商品のヒットも手伝ったこともあり、このジャンルの
躍進というのは、誰もが
納得出来るところかも知れません。

 

しかし、トクホ市場が回復した、といっても、実際に延びたのはこれらの
二つのジャンルだけです。

しかも、市場全体の80%以上を占めているので、現在のトクホ市場としては、
乳酸菌系もしくは脂肪に関するものだけで盛り上げている、とも
言えるかもしれません。 

逆に言えば、この二つのジャンル以外の伸びはまだまだ、と言えるでしょう。

 

今後のトクホ市場の課題としては、他ジャンルの売上を上げていくことであり、
継続して売上をアップさせるためには、他ジャンルの底上げ無くしては難しい
でしょう。

もちろん、血圧や血糖値、コレステロールなどは、潜在的に数値が高い人も
多いので、今後、上積みが期待出来る分野でもあります。

 

今後の展望としては、新機能性表示も導入されるため、どのように市場動向が
変化していくか未知数な部分もありますが、ただエビデンスを獲得して、
トクホとして売り出せばいい、というわけには
いきません。

もはや、トクホだから売れるという時代ではありません。

各々の商品をどのように売り出すか、というプランをきっちりと立てなければ、
商品の売上アップにはつながりませんし、よりマーケティング戦略が重要な
時代になる、ということは間違いないでしょう。

 

今日はこの辺で。
ではまた。

 

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