ナビ

代表ブログ・業界ニュース

ナビ
マーケティング

消費者がサプリメントを選ぶ理由は?

こんにちは。

今回は、消費者の人達が何を基準にサプリメントを

選んでいるのか、をお話します。

 

 

消費者の購買意識をみながら、さらには、

どのようなマーケティングをするべきか、

と話を繋げていきたいと思います。

 

【消費者の関心はどこにあるのか?】

 

まず、こちらのグラフを見てください。

サプリメント購入動機

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(参照先:健康情報「健康食品を選ぶポイントは「価格」「品質」「成分」)

 

このように購入動機の上位を見てみると

1.価格

2.品質

3.配合成分

という順位になっています。
さて、非常に分かりやすいのが、”価格”ですよね。

 

これは、消費者にとって、日常的に摂る健康食品だからこそ、

価格を抑えたい、というのが実情でしょう。
次に品質ですが、消費者が何を基準に選んでいるか、というと

まずは、広告でしょう。

 

 

中に含まれている内容だけを見ても、品質が高いかどうかは

消費者には、わからないはずです。

 

 

だから、広告内容を見て、品質を重視して作られている、

ということが書いてあるものを見て、安心して

購入に至っている、ということでしょう。

 

 

ということは、まず一つ、ここで大事なことは、

広告で”きちんと品質が高いこと”をうたうこと、

です。

 

ここでいう広告とは、HPページも含め、消費者に

見せる情報全てです。

 

現在では、GMP準拠は必須ではありませんが、

品質の担保としてGMP準拠とすることも、

一つの手段になります。

 

ただし、消費者にとって、GMPという意味がわからない

のが実情ですので、どれほどの効果が出るかは

まだ不明ですが。

 

また、この”品質”という言葉には、食品として安全か、

という意味も含まれているはずです。

 

あくまで食品という性質上、多少怪しくても買おう、

ということはない、ということですね。

 

【配合成分で買う理由は?】

 

また、配合成分という項目については、

メディアの影響もあると思います。

 

テレビや雑誌で話題になっている成分を

買う、ということもあるでしょうし。
また、ビタミンやミネラルに関しては、配合されている

成分量が他の製品と比べて多いのか、という点

気にして買っていると思れます。

 

 

【別調査では、微妙に違う結果に】

 

今回の調査とは別に「サプリメントを選んだ理由は?」

という形で行われた調査がありますが、そこでは、

微妙に違う結果となったんですね。

 

その結果も見てみましょう

1位:価格が安かった(28.9%)

2位:知っているメーカー・ブランド(24.9%)

3位:効果が高そう(17.4%)

同3位:摂りたい成分や素材が入っている(17.4%)

5位:家族や知人から薦められた(11.4%)

 

このような結果になっています。
価格については、不動の1位を守っていますね。
一方で、2位には、メーカー・ブランドで選ぶ

となっています。

 

これは、さきほどの調査でランク入りしていた

「メーカー」「ブランド」を足すと、同じような

順位になるので、ここも納得ですね。

 

 

 

【消費者は、やはり効果を気にしている】

 

さて、ここで3位を見てみますと、

”効果が高そう”となっています。

 

この部分から読み取れるのは、消費者は、

健康食品を摂取するからには、何かしらの効果が

あることを期待している、ということです。

 

 

もちろん、効果をうたう事は出来ない、という薬事法の規制が

あるので効果はうたえませんが、消費者は摂取することによって、

痩せる自分や健康な自分をイメージしているワケです。

 

 

買う側の考え方が、結局のところ、ここにある、

ということですね。

 

同じ食品でも、ただ美味しそうだから、とか、

お腹いっぱいにするため、という考えで

サプリメントを摂る人はいないワケです。

 

これは、4位の”取りたい成分や素材が入っている”にも、

同じ意味が込められていると思います。
その商品ページで、効果があるかどうかとうたっていなくても、

消費者は成分名で、効果があるかどうか、というのを

見てるんですよね。

 

 

それは、口コミだって一緒です。

 

多くの人が効き目があった、という口コミを聞いたり

見たりして、その成分が入ったサプリメントを

探すワケです。

 

 

【どのようなマーケティングをしていくべきか?】

 

結局のところ、大事なことは、どのようにして

売っていくべきか?ということです。

 

まず大事なことは、同じ成分を売っているところが

あるとしたら、その中できちんと上位に入らないと

いけない、ということです。
また、安心出来る商品、ということを見せることが

大事なんです。
サプリメントを売る際に、価格だけに走ってしまうと、

大手メーカーが有利になります。

 

規模が大きくない場合でも売上を伸ばすには、価格以外で、

少しでも差別化を図っていくことです。

 

 

サプリメントは、効果効能が言えない分、現時点では、

様々なアプローチを使って、マーケティングを

していくしかありません。
まずは、新規顧客を増やすために、消費者との接点を増やす、

という事も大事です。

 

少しでも多く消費者の目にとまる、このような仕組み作りを

考えてみてくださいね。

 

 

今日はこの辺で。

ではまた。

このページのトップへ